特許,商標,著作権,不正競争防止法など知的財産に関する法律問題を鮫島正洋が解決!

技術情報の保管~営業秘密管理の重要性

技術情報はノウハウ(営業秘密)として不正競争防止法によって保護されます。
不正競争防止法によれば,技術情報を盗んだ者等に対して,その情報の使用を停止させ,損害賠償請求などができるとされています。

しかし,不正競争防止法による保護を受けるためには,技術情報について,一定レベル以上の守秘管理をしていることが条件となります。 下図に示すように,最初のステップは保護の対となる技術情報が客観的に特定されていることです。



これは通常,一定の社内基準に基づいて,”○○社機密“ ”○○confidential” などと表示されていることを意味します。
このような表示が付されることにより特定された情報について,全従業員がアクセスできるような状況ではないこと(アクセス権限者の設定)が次の条件です。

例えば,ある技術情報については,経営陣とその開発チームのメンバーのみがアクセスできるような状態がこれにあたります。
このためには,その技術情報が(i)電子情報の場合には,一定のサーバ領域に格納され,ID/パスワードが設定されていること,(ii)紙やサンプル等の有形媒体の場合には,施錠された区画に保管され,かつ,錠の保管管理もなされていることが条件となります。 

また,企業規模に応じては,秘密管理ポリシーの設定や従業員との守秘義務契約,日々の啓蒙教育,情報管理のための組織,責任者の存在などが問われることがあります。

全ての技術情報について上記のとおり管理することは極めて手間がかかるので現実的ではないかもしれません。しかし,非常に重要なものについては,上記のような管理を励行されることをお勧めします。

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